VirtualProduction

バーチャルプロダクションとは バーチャルプロダクションとは実際の被写体と仮想空間の背景を同時に撮影し、被写体と仮想背景がリアルタイムで合成される映像制作手法のことをいいます。撮影と同時に合成されるため撮影・編集時間やコストの削減が期待でき、CMやテレビ番組、映画など様々な場面での利用が進んでいます。 最近ではNHK大河ドラマ、どうする家康でもバーチャルプロダクションが使用され、話題になっています。 バーチャルプロダクションでできること ①3DCG背景とのリアルタイム合成 弊社では、3D背景制作が可能なエンジニアが常駐しており、360°の高品質な背景を作成できます。光の反射や風で木の葉が揺れる様などリアルに表現可能です。撮影機材とのトラッキングによりグリーンバックではない天井や後方などもバーチャル空間として表現できます。 ▼弊社で作成した3D背景一例 ②オブジェクトの追加・変更 バーチャルプロダクションでは合成した3D背景の中に立体的に球体や船など3Dオブジェクトを簡単に配置できます。事前に作成しておいたオブジェクトを数秒で簡単に入れ替えることも可能で会社のロゴなどを空中に浮かせてゆっくりと回転させたりとオブジェクトの用途は無限の可能性を秘めています。バーチャル内での効果的な宣伝告知や目新しい視覚効果を与えることが期待できます。専用のトラッカーを使用すれば3Dオブジェクトを持ち運び移動するような動作、CGの柱の後ろに回り込むなども可能です。 ③エフェクトやパーティクルを使った演出 3D背景、オブジェクト以外での効果的演出としてエフェクトやパーティクルが挙げられます。例えば「炎の揺らぎ」や「波紋」「満開の散りゆく桜」など静止画ではなく動きのあるエフェクトは様々な視覚効果を与える重要な項目と言えるでしょう。常に体の周りがキラキラしていたり流れ星を定期的に流れるなどのパーティクルを使いライブ配信を行うなど用途も多様性に富んだ演出も可能です。 水面の波の動きも非常にリアルです。 ④撮影が困難な場所での撮影 観光地、宇宙など人混みや物理的な距離の問題で撮影が困難な場所もバーチャル背景を使用することで容易に撮影が可能です。また夕日や天気などコントロールが難しい天気もバーチャルで自由に設定できます。 通常では移動が困難な月面の3D背景もご用意しております。 まとめ バーチャルプロダクションでできることをご紹介しました。 ①3DCG背景とのリアルタイム合成②オブジェクトの追加・変更③エフェクトやパーティクルを使った演出④撮影が困難な場所での撮影 バーチャルプロダクションは、実際の被写体と仮想空間の背景を同時に撮影し、リアルタイムで合成する映像制作手法です。撮影・編集時間やコストの削減を期待でき、CMやテレビ番組、映画など様々な場面での利用が進んでいます。バーチャルプロダクションでできることには、3DCG背景とのリアルタイム合成、オブジェクトの追加・変更、エフェクトやパーティクルを使った演出などがあり、高品質な背景や立体的なオブジェクト、効果的な演出を表現できます。 VIRTUAL PRODUCTION STUDIO 最新技術を活用した弊社のバーチャルプロダクションスタジオについて詳細ページをチェック! 詳しくはこちら PICK UP 記事 ...

映像配信で差別化を図るには? コロナ渦での環境の変化により、社外イベントやセミナー等の映像配信についてのお問合せが急増している昨今、映像配信を見る機会も増え、視聴者の目が肥えてきていることも予測されます。 その中で少しでも興味を持ってもらうには、ただコンテンツを配信するだけでなく“他とは違った印象”を与える必要があります。 今回は、社外イベントやセミナー、株主総会、バラエティコンテンツなどで印象を変える1つの手段として、「グリーンバック」を使用した「クロマキー合成」についてご紹介します。 クロマキー合成とは? クロマキー合成とは、背景を特定のシーンに置き換え・合成する技術のことを言います。 映像の背景と前景を分離するための技術です。この技術は、映像中の特定の色(通常は緑色または青色)を取り除いて、 背景と前景を分離することができます。これにより、映像中のアクターや物体を別の映像に組み込むことができるようになります。クロマキー合成の事例としては、VFX映画やテレビ番組(ニュース・天気予報)などの映像制作に使用されるだけでなく、動画チャットやライブ配信などでも使用されます。 クロマキー合成のメリット ①会場費用や移動時間の削減 クロマキー合成を利用することで、撮影スペースや通信環境さえ確保出来れば背景をデザインした配信が可能です。 豪華なセットを用意したり、わざわざ外部スタジオへ行ったりする必要がなくなり、会場費用や移動時間の削減に繋がります。クロマキー合成スタジオでバーチャルなロケーションを用意できるため、撮影現場への移動がなくなります。 そのためCO2削減への貢献が期待できます。 ②背景を好みのデザインにできる 背景が画像1つで自由に設定できます。リアルで実現するにはコストと手間がかかるような背景もクロマキー合成で簡単に再現でき、視聴者の目を引くような画面にデザインすることができます。 映像中のアクターや物体を後から追加することができるため、映像を編集する際に柔軟性が増します。 ▼弊社でご提供可能な背景一例 ③シーンによって背景を瞬時に変更可能 背景が一瞬で何度も切り替えが可能です。社外イベントやセミナーの進行に合わせて背景を変えることでメリハリのある視聴者を飽きさせない配信の構成が可能です。 特殊効果やCGなどを使用して、映像をより豪華にすることができます。 ④後編集が簡単にできる クロマキー合成には、映像編集ソフトによるあと編集が簡単にできます。映像制作において柔軟性、創造性の増加を与え、コスト削減にもなる技術です。 効果的な撮影のために クロマキー合成と合わせて使うと便利な機能として、代表されるのがテロップとパワーポイントの合成があります。 昨今の動画制作において「分かり易さ、伝わりやすさ」は最も重要視される要素のひとつです。 3Dの背景にモニターのような空間を浮かべ、その中にPDFやパワーポイント、 動画やストリーミングサイト、オンライン会議などを表示するなど使い方は様々あり可能性を広げられます。 VIRTUAL PRODUCTION STUDIO 最新技術を活用した弊社のバーチャルプロダクションスタジオについて詳細ページをチェック! 詳しくはこちら ...

CG映像制作 バーチャルプロダクションが現代の映像制作業界のワークフローを変えていることをご存じでしょうか?昨今の映画・ドラマ・CM・ニュース番組などの幅広い業界で目にすることが増えたCGですが、今、このCG映像制作との向き合い方が大きく変わろうとしています。 DIGITAL SYNOPSISより引用 その立役者こそがバーチャルプロダクションの技術です。 カメラトラッキングとレンダリングエンジンの技術を組み合わせ、制作過程に当てはめた結果、そのワークフローが見直されているのです。 ▼バーチャルプロダクションについてはこちらをチェック! バーチャルプロダクションの仕組みを解説! カメラトラッキングシステムとレンダリングエンジンを活用! バーチャルプロダクションの仕組みについては詳しく解説しているこちらの記事をご覧ください。 従来のCG撮影 これまでのCGを使った映像の制作過程といえば、スタジオで撮影した映像にポストプロダクションにてエフェクトを加えるという方法が一般的でした。しかし、この方法では実際に撮った映像に対して、CGがどのように加わるのかを演者を含めた制作チーム全員が共通のイメージを持つことが困難でした。 <従来のCG撮影>・事前に用意したストーリーボードまたは絵コンテをもとに、その都度擦り合わせをすることでイメージ通りの完成形に近づける・現場で映像を撮れるだけ撮り、編集のタイミングで帳尻合わせをするこのような従来のワークフローでは、結果的にポストプロダクション(いわゆる編集段階の作業工程)に大きな負担がかかっていました。 特にCGの絡んだプロダクションにおいては、全ての撮影が終了し映像の編集中に、完成形に沿わない描写が発覚し、そのシーンの撮り直しのために改めて演者やスタッフを集め、場所の再確保・更なる時間・費用・労力がかかってしまうのが業界の誰しもが抱えていた悩みでした。 映像制作の新手法バーチャルプロダクション それらの現状の課題を簡単に解決し、なおかつ制作のワークフローに新しい価値観をもたらしてくれるのがバーチャルプロダクションなのです。 バーチャルプロダクションを活用したワークフローにより、従来の撮影方法と比べてコストや時間の削減、そして何よりも現場にいる演者や監督達がリアルタイムで映像の世界に入り込んで撮影する事が実現しました。 また、一度撮影した場面の撮り直しをしたい場合でも、その撮影で使ったロケーション、美術セットを全て再手配する必要がないのも大きな特徴の一つです。 何故なら場所もセットも全てがスタジオのバーチャルプロダクションの中で完結できるからです。 演者とスタッフさえ集まればいつでもスタジオ内で撮り直しができます。 そのため、本来のプロダクションにおいても後々の手間をあまり考えることなく撮影に集中する事ができるようになりました。 WIREDより引用 バーチャルプロダクション技術は従来のクロマキースタジオ撮影では使われていない技術です。 そのため、撮影単体でみると一般的な撮影に比べコストがかかってしまう事は確かですが、総合的にみると最終的に大幅なコスト削減が見込めます。 また上述したメリットを含め、より効率的に撮影を進めることができ、なおかつクリエイティブな観点で現場のスタッフ・編集過程のスタッフにとってもメリットが大きい技術がバーチャルプロダクションなのです。現在では映画やCMにだけでなく企業が開催しているセミナーや学会などのイベントのライブ配信にも使用されるようになってきました。 今後はオンライン、バーチャル上の株主総会やモーションキャプチャーを使用してのアニメーションキャラクターとの同時出演といった演出など様々な技術を使った撮影や配信に注目です! VIRTUAL PRODUCTION STUDIO 最新技術を活用した弊社のバーチャルプロダクションスタジオについて詳細ページをチェック! 詳しくはこちら ...

2021年10月29日(金)、社団法人可視化情報学会主催「第二回点群データ分析・可視化ワークショップ」を弊社3Fショールームおよびクロマキースタジオにて実施いたしました。また、弊社バーチャルプロダクション技術を用いた同時投影をご活用いただきました。(事務局:株式会社富士テクニカルリサーチ) 前 次 プログラム詳細 ZOOMリンク:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_P-JBlaBvRD6nOBCvZtMbHQ ...

AVR Japan株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役会長: 立石 雅之、CEO兼社長: アレクサンダー・ゴルベンコ、以下AVRJ)は、コロナ禍で大規模な国内外ロケーションなどが制限されている昨今注目が集まるバーチャルプロダクション技術に特化した撮影スタジオを、東京タワーの麓に位置する東京タワーメディアセンター3階に正式に開設いたしました。2021年9月28日(火)よりスタジオ内覧のご予約及びご利用のお申し込みを承ります。 プレスリリース:東京タワーメディアセンターにバーチャルプロダクション専用撮影スタジオをグランドオープン!...

https://www.youtube.com/watch?v=HBBPOh9UN18弊社クロマキースタジオのバーチャルプロダクションにて制作いたしましたHTC VIVE様によるVIVE CON Japan 2021がYouTube上で配信されました。弊社はバーチャル空間やHTC VIVE様のロゴ、VIVE新HMDの3Dモデルを制作し、HTC VIVE様専用のバーチャル環境に取り込みました。また、映像中にもあります通りリアルタイムでのリモート対談を実現させております。遠隔の対談者がバーチャル空間内のモニターで喋っているような感覚を伝える為に、リアルタイム合成を取り入れ撮影を行いました。  バーチャルプロダクションスタジオでは、平面的な映像や画像ではなく奥行きのあるバーチャル映像の制作が可能です。また、撮影時にリアルタイムで合成映像を確認できる、リアルタイム合成システムを取り入れています。デジタルで制作した3D環境やその他のアセットを画面に表示し、カメラでのキャプチャを 100% シミュレートします。 企画・撮影・編集まで全ての行程においてプロフェッショナルなメンバーがおりますので、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら ...