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【VRトレーニング 事例】米国空軍は航空機の整備訓練に利用

【VRトレーニング 事例】米国空軍は航空機の整備訓練に利用

概要

ここ数年でVRやARなどのトレーニングを取り入れた企業が増え、製造業・産業・サービス業など一般の企業だけではなく、米国では組織や軍までVR没入トレーニングが広がっています。米国空軍で行われているVR没入トレーニングの航空機の整備訓練を紹介します。

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航空従事者コーディ・アルフレッド氏の体験

よくビデオゲームをしていた航空従事者のコーディ・アルフレッドは航空機整備基本のVR没入トレーニングを受ける機会が与えられた時、飛びつきました。

第362訓練艦隊に配属されたアルフレッドはF-35クルーチーフの訓練を受けています。彼はフライトラインに本物の飛行に作業する前に受けるパワーポイントが多い教室で習う従来の航空機整備基本コースは、23日間がかかりました。しかし、VRヘッドセットを装着したとたん、訓練を楽しんでいて、6日間で完成しました。

「インストラクターにいつでも休憩に行っても大丈夫だと言われたが、実はずっと続けたくて…このプログラムはプロ仕様なので、「楽しい」とは言いたくないが、トレーニングの質が高く、魅力的でやり続けたかった」とアルフレッド氏が言っています。

米国空軍でのVRトレーニングについて│カイル・イングラム軍曹のコメント

基地にあるVRラボの寸法は約13メートル・約10メートルです。3メートルごとにVRステーションがあり、膜で分けられています。インストラクターが研修生の行動が見られるように、PCモニターがテーブルの上にあります。研修生はマットの上に立ち、ヘッドセットを装着すると、リアルに見える三次元空間に没頭できます。

航空従事者が初めて実戦部隊に作業する時を模したシナリオで、ヘッドセットを装着すると、研修生はバーチャル休憩室の中にいることになります。部屋にフライトチーフが入り、C-130の格納庫まで連れて行かれます。格納庫に着くと、AI付きインストラクターであるフライトチーフが コーストレーニング要件に関連している仕事のタスクを配ります。タスクを割り当てられた後、プロセスを教えるバーチャルトレーナーとペアになります。

「ホイールとタイヤの交換のプロセスをよく見せる。研修生のために3つ学習機会がある。1つ目は、バーチャルインストラクターが修理しているところを見て習う。2つ目は、ガイドツアーのように、自分でタスクをしながら、実際のインストラクターとバーチャルインストラクターが指導する。最後の3つ目は、タスク全体を1人で学習する事ができる」と第362艦隊の航空機整備基本インストラクター・技術軍曹のカイル・イングラムは説明しました。

コンピューターは生徒の動きを感知して、生徒が 3 次元空間内のどこに手を伸ばしているかを判断することができ、インストラクターは画面上で研修生の作業をリアルタイムで見ることができます。 「私たちは彼らがやっていることをすべてライブで見ることができ、彼らに指針を示したり、褒めたりすることができます」とイングラム氏は語りました。

まとめ

パワーポイントや教科書より、VRトレーニングはリアルに近い経験を提供し、研修生から熱意も感じられ、今後も米軍内のユースケースがますます増えていくでしょう。上記のようなVRトレーニングを探している方は、弊社のメタバースプラットフォームの「CORE」の詳細をご覧ください。

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