芝公園 東京タワースタジオの歴史と現在
東京タワースタジオ(とうきょうタワースタジオ)は、東京都港区芝公園4-4-7に存在したテレビスタジオです。旧名称は東京タワー芝公園スタジオと呼ばれていました。
東京タワースタジオの歴史
東京タワースタジオの建物はテレビ東京の本社および放送センターとして使用されており、所有権は東京タワーの運営会社である日本電波塔(現:TOKYO TOWER)にありました。テレビ東京は家賃を支払って使用しており、建物は「東京タワー放送センター」とも呼ばれていました。しかし、1985年にテレビ東京は本社を別の場所に移転し、建物は「テレビ東京スタジオセンター(TXC)」として再開し、ケーブルテレビジョン東京の送出センターも入居しました。建物の名称は後に「芝公園スタジオ」と変更されました。
テレビ東京は一部の番組をこのスタジオで収録し続けましたが、後に建物の所有者である日本電波塔の管理に移行し、建物名称も「東京タワー芝公園スタジオ」と改称されました。その後、日本電波塔の子会社である「株式会社東京タワースタジオ」が設立され、建物名称は「東京タワースタジオ」と改められました。
建物は老朽化のため、2012年9月30日に閉鎖され、テクノマックスは東京メディアシティTMC-A1スタジオを管理しました。その後、内部の改装工事が行われ、建物は「スターライズタワー」として営業を再開し、建物名称は「東京タワーメディアセンター」と変更されました。現在、建物は「スタジオアース」「スタジオジュピター」「スタジオヴィーナス」として使用され、イベントや一部のテレビ番組の収録が行われています。
東京タワースタジオの現在
現在は「東京タワーメディアセンター」と名称が変更されていますが、相変わらず東京タワーの目の前に建物があります。
建物には、株式会社Pasona art nowが運営するスターライズタワー があり、テレビ収録やCM撮影、パブリックビューイングなどのイベントが行われています。
また、XR(AR・VR・MR)コンテンツの制作や、ソリューションを提供しているAVRJapan株式会社もこの建物にオフィスがあり、バーチャルプロダクションスタジオ、クロマキースタジオ のストーンライズスタジオを運営しています。企業イベントや製品発表会、番組収録が行われています。
AVRJapanが運営する芝公園のバーチャルプロダクション・クロマキースタジオ
特徴
港区芝公園の東京タワーのすぐ隣りに立地する、アクセスの良いクロマキー・グリーンバックスタジオです。搬入エレベーター・駐車場・キッチン・3つの控室が用意されています。クロマキー・グリーンバックは床面、壁面はペイントにてR角仕上げとなっており一貫性のある背景色です。そのため、あと編集も楽ですし、撮影開始までの準備時間を短縮できます。
バーチャルプロダクション(XR撮影)にも対応しており、3DCG背景の制作・カスタマイズなど、お客様のニーズに合わせて制作いたします。日英バイリンガルスタッフ対応も可能です。一流のカメラマンによる撮影が可能なので、気軽にご相談ください。
おすすめのポイント
テレビ番組、CM、企業イベント、ゲーム、ネット番組、カンファレンス、インタビュー、発表会、生配信の撮影におすすめです。もともとテレビ東京様のスタジオだった場所なのでMVも撮影可能です。
Aximmetryの公式YouTubeチャンネルにて、Stonerise Studioが制作したバーチャルプロダクション動画が採用されています。
事例
撮影事例はこちらからご覧いただけます。
サンプル動画
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